• 増幅機構付き減衰装置−減衰こま(RDT:Rotary Damping Tube)
  • 粘性制震壁(VDW:Viscous Damping Wall)

◆粘性流体の抵抗を利用してエネルギーを吸収する減衰装置です。

◆粘性流体は建物の揺れ速度が最大のとき抵抗力が最大になるため、小変形から大変形まで効率よく揺れを抑えることができます。

◆何度地震を受けても装置交換の必要はなく、半永久的に使用可能です。

増幅機構付き減衰装置−減衰こま(RDT:Rotary Damping Tube)
国土交通大臣認定番号(免震材料) MVBR-0221,0222,0223,0396

産業用機械として普及しているボールねじを利用して、建物の変形により発生する装置軸方向の伸縮を回転運動に変換・増幅し、回転部に充填した粘性流体の抵抗でエネルギーを吸収する減衰装置です。

装置内部に増幅機構を持つため、小型でも大きな減衰力を発揮します。また、既存建物の耐震改修にも適しています。

 

減衰こま(RDT)には、免震構造のダンパーとして使用する大振幅型と、制震ダンパー用の小振幅型があります。

免震構造用の大振幅型は、最大±1000mmの振幅に対応し、減衰力は20kN(2tonf)から1,402kN(143tonf)までのタイプがあります。

制震用は最大200ton型まで対応可能です。

RDTの構成

RDTの構成

鉄骨造のブレース使用   鉄骨造のフレームに組込   意匠性を考慮した設置
鉄骨造のブレース使用   鉄骨造のフレームに組込   意匠性を考慮した設置
         
既存建物の耐震補強        
既存建物の耐震補強        
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粘性制震壁(VDW:Viscous Damping Wall)

地震時に上下階の間で発生する「位置のずれ」を壁形状の受け箱に挿入した鋼板に導き、箱内に充填した高粘性流体との間で発生する粘性抵抗でエネルギーを吸収する制震装置です。

水平、上下のいずれの方向にも有効で、地震、風揺れ、機械振動などあらゆる種類の振動に効果を発揮します。

形状は薄い壁状で、建物への組み込みが容易です。

また、機械的な制御部がないためメンテナンスフリーで、性能は半永久的です。

外形寸法は、幅500mm〜5000mm、高さ500mm〜4500mm の範囲内で、かつ運搬・設置が可能な任意の寸法で製作可能です。

内部の鋼板の枚数により、シングル・ダブルの2種類のタイプがあります。

減衰力は、寸法のほか、速度や使用温度により変化します。

シングルタイプVDW

シングルタイプVDW

ダブルタイプVDW

ダブルタイプVDW

制震壁(VDW)の作動

制震壁(VDW)の作動

鉄骨造の設置状況   RC(PC)造の設置状況   粘性流体は無色・無害です
鉄骨造の設置状況   RC(PC)造の設置状況   粘性流体は無色・無害です
         
VDWを採用した公共建物        
VDWを採用した公共建物        
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