• 慣性こま(iRDT:inertial Rotary Damping Tube)

◆回転慣性質量を利用した減衰装置です。

◆低速度でも高効率のエネルギー吸収を行います。

慣性こま(iRDT:inertial Rotary Damping Tube)

従来の粘性減衰装置「RDT(減衰こま)」の回転部分を外側に配置して質量を加えた装置です。

建物の変形により発生する「装置軸方向の伸縮運動」はボールねじ機構により「高速の回転運動」に変換されます。このとき、質量を加えられた外筒が大きな回転慣性を発生し、それによって駆動される「粘性体を利用したエネルギー吸収機構」が大きな減衰力を生み出します。

RDT→増幅された回転慣性質量効果を付加→iRDT

減衰こま(RDT)と慣性こま(iRDT)の基本構造と作動原理

ー特 長ー

◆ 超高層建物の長周期地震対策に有効

◆ 1基当りの減衰性能が高く、少ない設置数で大きな効果が得られます

◆ 小型で軽量、新築にも耐震改修にも利用可能です

◆ 他の制震装置と併用可能です

◆ 想定値以上の入力に対する安全機構を内臓しています

iRDTの直径は400,450及び600mmで、ダンパー耐力は1000KNから2000KN/基です。

iRDT

iRDT(質量効果5,400ton、錘外径600mm)

関連サイト:東北大学 第75回 サイエンスカフェ

巨大地震に対する備え ー高知能ダンパーが建物の揺れをコントロールー
井上 範夫(いのうえ のりお) 東北大学 大学院工学研究室 教授

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